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失ってはじめて気付く家族という大切なもの

久しぶりに一週間まるまるのお休みを頂きました。

気付けばこんなことって日本人だと中々ないですよね。小学校中学年くらいからですかね、休みの日も塾に行ったり、中学校を過ぎればクラブ活動で、大学に入ると旅行行ったりバイトしたり。社会人になったら一週間休みが取れる方が稀みたいな(そんな企業ばかりではないでしょうけれど)それが当たり前な雰囲気ですよね。

というわけで、一週間の休みをとっても今回は何もせずぼーっとしてみました。家で本を読んだり、ぷらっと散歩に出かけたり、ドラマ見たり、料理作ったりと主夫のような生活をしてみました。この生活に犬が+されてて、しかも生活が保障されてたりなんかしたら、あー結構幸せかも。なーんて思ったりしました。

他愛のない事をshare出来るのは、ものすごい幸せなことなんだろうなと。だからこその不満みたいなものも良く解るんですが、それでは心のやすらぎなんてものはずーっと来ないわけで。やっぱり自然感じたり、犬がそこにいてただイビキをかいて寝ていたりという当たり前が結構幸せなはずです。

そんなことに感謝したいなと思い、つい先ほど家族に手紙を書きました。文字が読める人間同士の会話は楽ですね。普段言えない様な事は手紙にしたためてしまえばいい。だからこそ面倒くさい関係なのかもしれませんが、そうやって不器用でも感謝の気持ちを伝える事にしました。居なくなってからでは遅いので、なんとなく「心の余裕がある今のうち!!」というように感じたからです。


犬という動物は、犬種や性格にもよるんでしょうけれど、結構な割合で「そこにいるのが当たり前」という存在になりがちです。基本的に主人が動くとついてくるわけで、なおかつ居なくなると不安になったりしてくれる愛くるしい動物です。

だからこそ、人間にとって(飼い主にとって)犬が居なくなった時の衝撃は大きい。それはもう、もしかしたら家族の誰よりも大切にしてたかも知れない存在が、しかもそこにいて当たり前の存在が急に居なくなるわけで。そういう時のショックは何物にも代えがたい。

「万物は変化し続けるもの」なんて悟りがあれば別ですが、ずーっと当たり前で普通に生活してればしてるほど、居なくなると困ってしまう。それが家族ってもんです。もしかしたら、居なくなった時に初めて、「あ、家族だったんだ」って気付くのかもしれない。


しかも、小さいころから犬と生活してきている人にとっては

朝起きて「おはよう!」って寝ぼけながら言って、毎日散歩行って、ご飯あげて、学校や会社行く時にバイバイして、帰ってきたら「ただいま!」って声かけて、また散歩行って、ご飯あげて、夜ゆっくりして眠たくなったら「おやすみ!」って声かけて

というのを、一週間も一カ月も一年も。ラッキーな人は10年も20年も、犬とそんな生活し続けているわけです。

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こういう存在が失くなった時、人はどうやって立ち直るんでしょう。色んな方法あると思うんですが、僕は「感謝」をお薦めします。普段から出来ていればベストなんですけど、完璧な人間じゃないからそんな自分の周りを何時もうろうろしているアイツの事なんて、毎日感謝するほど暇じゃないです。でも感謝が一番。失ったらきっとそう思うはずなので、経験者として一緒にいる今このタイミングから感謝することをお薦めします。

人間なら、みなさん手紙でも書くんでしょうか。それとも高級ディナーかな。いやいや、ダイヤモンドだったりして。手作り料理かな。マッサージでしょうか。

相手の好きなこと、好きなもの、幸せだなと感じてくれること。それを探して選ぶことも、そしてそういう事をしようとして、実際に行動に移しちゃうことも感謝の一歩だと思います。

言葉の話せない犬にはどうやって感謝の気持ちを伝えましょう。僕はジャーキーや誕生日ケーキじゃないと思うなー。犬にとって幸せなこと、それはただそばにいることだったりするかも。

そんなのいつもやってます。という人は、感謝の気持ちを持って一日過してみると良いのかも。純粋に「お前がいてくれて本当幸せ」って想いながら、うっかり口に出しちゃうくらいが丁度いいんじゃないでしょうか。

言葉が話せない分、そういう気持ちや心を理解するセンサーは、人間の何十倍も強い動物だと思います。感謝感謝日々感謝。今日も一緒にいてくれてありがとう。
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Animal Welfareで働く人々

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ヨーロッパに初めて行った時(07年2月位だったと思う)、単独でバックパックを抱えて大学卒業前に、就職センチメンタルを味わいに行った時でもある。日本を飛び立ち約2カ月、帰国前の最終経由地に選んだのは憧れの英国だった。音楽や映画の様なアートではなく、僕はイギリスの動物達に強烈に惹かれていた。普通の人にはない発想、イギリスの動物にどうしても逢いたかった。歴史的建造物や博物館をついでにしながら、ハイドパークを始めとした公園をぶらつき、街中で出逢う犬や馬に感動した。どう考えても日本では出逢う事が出来ない光景が忘れられなくて、結局2年後に再びイギリスに戻ることになる。

動物や自然そっちのけで働いてきた日本での2年間、随分疲れていたのか全てが新鮮だった。イギリスに来て約3カ月で英語もそこそこに、とんだ田舎Burfordの”Blue Cross”で面接を受けていた。いわゆる英国の「動物保護団体(Animal Welfare)」は、日本で見た事のあるアレと全然違う。東京ドームが何十個も入る敷地に、はちみつ色のコッツウォルズストーンで作られたなんともかわいい施設。中には最新設備のそろった医療環境、犬だけじゃなくて猫、うさぎなどの小動物、なんとなんと馬房があるじゃないか。外を見渡せば緑しかない。いや、ここには交通環境すら整っていない。それでも僕は活き活きとしていた。だってこんな施設、日本では絶対ないじゃないか。捨てられた動物達の楽園じゃないか。なんとしてもここで働きたい、そんな情熱だけで通してもらった。

英語が対して理解できないコミュニケーションの取れないこの青年に、明らかに現地の英国人達は困惑していた。イギリスでさえ動物愛護団体での仕事は、スーツを来て働くホワイトワーカー達とのクールな仕事とは違う。その変わり彼らにはポリシーと誇りがある。動物の命を最後の最後で食い止めている。そんな想いがあった。

「動物好きに悪い人はいない」

そんな勝手な自信は功を奏していた。フレンドリーでこそなかったけれど、皆チャリティー精神と動物への想いだけはしっかりと持っていた。僕も英語は話せないけど、その気持ちはあるぜ!とアピールする事で、何とか仲間に入れてくれていたんだと思う。

ひたすら変わらない仕事を毎日毎日行うのは、本当につまらないことだ。それでも動物の為なら出来るんだなと、改めて自分に気付いた。やっぱり彼らが好きだ。毎日の同じ作業にすらやりがいを感じる。糞を拾う作業、ベッドを綺麗にする、ご飯をあげる、毛づくろいをする、散歩に行く。唯のこんな作業でも、毎日やっていると見いだせる事がある。仕事が早くなるだけじゃない、一頭一頭との絆が紡がれていくのが分かる。犬達の「何だ、あいつ」の目が何処からか変わる。それが最高に嬉しかった。

そんな満足感を持ち始めた頃に、タイミング良くDog Behaviouristに逢う事が出来た。アカデミックで高学歴を持つ彼らには、より今までとは違った仕事が与えられていた。動物側に立つだけじゃなく、人々と動物を繋ぐ仕事だ。いやもっとちゃんと言えば、彼らは捨てられた動物の代弁士だ。言葉を持たない動物達にとって(最も彼らはそんなこと思ってないだろうけれど)、自然と離れ過ぎた人々との繋ぎ役をしてくれる数少ない翻訳者だった。

元々、人と人を繋げる仕事をしていた僕にとって、この仕事は天職に思えた。その人自身の人間力こそが、人にとっても、それ以上に犬にとっての信頼を得る事になる。人生を通して、自分を成長させる必要がある、そんな仕事だ。そして、彼らは想像以上に素敵な人達だった。あくまで人間として、こんなに素敵な人達に出逢った事が数少なかった。

彼らと仕事を始めると、イギリスの動物保護団体の凄さが分かった。人と抱える動物達を繋ぎ合わせる彼らには、犬達の世話をしているスタッフよりも大きなプレッシャーを背負う事になる。「動物の生死」という一つの責任。それだけではなく、運営面も兼ねて本部の人達とも話をしていかなくてはならない。当然だが、これだけの施設と人達を抱えるには資産がいる。沢山の人々が、「全てのペットが健康で、楽しい家族と過ごす」というvisionのもと働いている。そして、ようやく動物保護団体が成り立っている。しかも素敵に、一般的な世界に生きる人々からも尊敬されるような、誇りのある仕事として成り立っている。このポイントが大切だ。絶対的に日本では味わう事が出来ない大きな差があると感じた。

動物の命を救いたい。と思う事はあっても、「動物保護団体で働きたい!」と大学を卒業しても思ってもらえる様な環境は日本にはない。そしてそんな人達をあまり見た事がない。今話題のsustainableは、この業界にとっては最も重要なんじゃないだろうか。どの仕事でもそうかもしれないが、活き活きとした目を持つ彼らが恋しくなるのは、やはり環境にそれだけの魅力があったのだと認めざるを得ない。
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犬がインフラストラクチュアになる時代

 人間が生きるのに必要だと言われる衣食住。企業が存続する為に不可欠なヒトモノカネ。こういった産業は、どのような時代になっても、流行に左右されることなく永続的にビジネスが続いていく。

 イギリスから日本に帰ると気付く事がある。それはこの国はビジネスの一環として、犬文化が受け入れられているという背景である。対してイギリスの犬文化は、犬は生活の当たり前にまで入り込んでいる。幼いころから、動物をいたわる教育を受け、慣れ親しんでいる。全ての英国民が犬好きなわけでは勿論ないけれど、犬が日常に居てそれが当然であり、だからこそ公共交通機関に乗り合わせようと誰も文句をいうことはない。
 
 対して日本で犬が普及する現状は、それとはまったく異なっている。可愛くて癒されるがあくまで最低条件であり、犬が何かの仕事に利用されるということは基本的にはない。

 犬がインフラになるというのは極めて変な表現かもしれないけれど、結局のところ人間の生活において当たり前になるかならないかは、その生き物やモノにとっての価値に影響する。必要であるか必要でないかは、今後日本で生きていく犬達にとっては大切な問題だと僕自身は考えている。

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 イギリスで問題になったケネルクラブのブリーディング(血統)問題。簡単に言うと、ドッグショーに犬を出す為に「モデルタイプ」に合わせて犬が生産されるような背景があった。鼻の長さ、頭の大きさ、尻尾の長さ、毛の短さやちゃんとカールしているかなどなど、非常に細かいルールがあって、モデルに一番近い物が「美しい」とされてきた。当初、血統を存続していく上でそれでも問題はなかったけれど、同じものを創り出そうとすると、どうしても血統的に無理が生じてきたり、もしくは無理を承知で配合させたりする事があった。そういった血統問題と同時に、尻尾を切る、耳を短くするなどのいわゆる断耳、断尾行為は、現在でも理解がないブリーダーと飼い主達の中では引き続き行われている。何故かというと、例えば「こんな犬はコッカースパニエルじゃないよ」と周りの人々に言われるからである。それだけ、尻尾の長いコッカースパニエルは珍しいし、また耳の垂れているドーベルマンは価値がないとされている。でも、本当はそれが彼らの本来の形。だと少なくとも僕自身は感じている。(それと同時に、断尾や断耳をすることで、行動学的にも犬のコミュニケーション能力にとってハンデがある判断できるという結果も出ている。)

 こういった背景があって、「犬とは本来どういうものか」という点と「動物愛護」という極めて現代的な観点からイギリスでは改善がなされてきた。今では尻尾の長いスパニエルも当たり前になりつつあるし、ペットとして犬を飼う人達の中に「その方が良いんじゃないか」という意識が生まれてきたと言えるだろう。

 反対に、未だにアジアではその外見が最重要視されるのではないか。小さい日本の国土とマンションサイズに比例して、小型犬が普及していく時代。確かに愛玩犬としては可愛いかもしれないが、生物学的にいうと既に自然淘汰されているものが実際にはまかり通ってしまっている。

 「何故、柴犬は15年も生きるのに家のトイプードルは5年しか生きなかったのでしょうか」と言われても困る。それは元々それ位しか生きる力がなかったからとしか言いようがない。(勿論、15年生きるトイプードルも沢山いるが、気候的な背景や血統的な面で総合的にみると確実に日本では和犬の方が長生きしているはずである。)そんな当たり前の事ですら理解されていない中で、どんどん犬の生産量だけは増えている。そしてそれを簡単に買えてしまう流通の現状とビジネスの構造がある。そしてそれはビジネス側にも大きな問題があるとしか言いようがない。子供への教育だけではなくて、大人まで教育しなくてはいけない状況だ。

 情報ややらなければいけない事が山ほどある世の中で、「犬の事なんて」と考えるのであれば犬は飼わない方が良い。飼ってもいいけれど、必ず大変な思いをする。それだけならいいけれど、最悪人間にとっても犬にとっても最も望みたくない結果が待っている。

 犬が人間にとって本当に必要になった時になってようやく、犬にとって本当に幸せな世の中が来るのではないか。何故なら、それ程に本来は人間にとって犬は大切なものだし、犬にとって人間は大切な関係であるからだと、僕は信じている。

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東西の文化の違いが犬との生活を形造る

イギリスに行きたい!と強く願っていたのは、僕が15歳の時です。

きっかけは犬ではなくて馬でした。競馬場で見た馬がとても綺麗であったこと、そして動物と人が活躍するスポーツで多くの人々が感動していたことの二点です。

とある日本人がイギリスに4年間、馬を勉強し日本に帰った。その話を目にしてから、専ら僕は「いつかイギリスへ」を頭の中に根付かせながら生きてきたのだと思います。

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イギリスに犬を学びに行くと決めた時、僕は「ドッグトレーナー」という職業を思い浮かべました。犬と楽しく暮らすには、最新のトレーニング方法を学びに行くほかない。その様に考えたのです。

ところが以前の記事から何度も書いているように、結論はドッグトレーニングというシンプルなものではありませんでした。トレーニングを始めとして、ブリーディング、犬の散歩の仕方から暮らし方まで。全てを総合したものが、イギリスのまさにそこにある「本当の犬との生活」そのものでした。


そこで僕が得た結論は、犬の行動「ドッグビヘイビアリング」を学ぶ事が最終的に、「犬と人の暮らし」を豊かにするというものでしたが、もっと大義で言えば「人間が形造る文化」がどれほど犬の行動に影響しており、それが人の生活に直結しているという考え方です。


そこで、東西という大きな枠で文化を分けるとするとその謎が紐解けます。犬という動物に対する考え方、価値観も大いに違う。でもそれだけではなく、東洋人の物の考え方と西洋人の物の考え方の違いが大きく影響している事に気付いたのです。

良く「犬は主従関係を必要とする」と言われます。正確には主従関係ではなく、「リーダーシップ」だと僕自身は実感していますが、どちらにしても大切な事は「導いていく」という事です。

日本でよく見られがちな、犬の為にする事。例えば、服を着せる、健康を考え犬の為にご飯を作る、誕生日をお祝いするということ。一見、犬の為にしているので自分主体の様に思いますが、実態は「犬のことを考えて動いている」というもの。

良くも悪くも西洋人はこうは考えません。「自分(人間)がどう動きたいか」があくまで主体です。それでも、常識の範囲では約束を守ります。だから、犬自体もリード(先導)してくれる飼い主についていく傾向にあるのでは?と、度々感じられる事があります。

相手の事を考えているようで、実はそれが大きなおせっかいであるというのは良くあるケース。そして、自分勝手で相手を巻き込んでしまうのだけれど、結果良かったねとなることもありますよね。

犬はどちらが良いんでしょうか。動物の中でも特に頭が賢いとされる犬でも、未だにその行動が読めず僕たちは彼らの先祖にまでさかのぼり、その動きを分析しようとしています。

安心して暮らすということは何も強制的に抑えつけるという事ではないと僕は思います。自信を持って背中を見せることで、信頼を得る。その様な付き合い方が、ペットとしてのこれからの犬達には必要なのではないでしょうか。


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血統の背景とドッグトレーニングの関係性について [Dog Breeding]

先日発売されたとある有名な「地球や自然に関する雑誌」の表紙がなんと「犬」でした。

イギリスだけでなく、日本やオーストラリアでも発売されていて人気のあるこの雑誌。どうしても気になって英語版・日本語版の両方を買ってしまいました(内容は全く同じ)が、数ページにわたるその特集は大変読み応えのあるものでした。

犬の先祖は「オオカミ」である。というのはよく知られた事実ですが、その元を辿れば同じイヌ科であるジャッカルやコヨーテ、キツネなどの割とシュッとした顔をもつタイプであることがわかります。

その中で、これほどまでに多岐にわたる種類があるというのも「犬」だけです。

オオカミが祖先である「ブルドッグ」と、オオカミが祖先である「チワワ」。犬は実に多種多様に変形してきたことがわかります。


「血統」を詳しく追求していくと、それが人間との生活の為の「改良」であったことが理解できます。

よく知られる「狩猟犬」というカテゴリーの中でも、レトリバーは獲物を捕獲して持って帰ってこられるように。はたまた、セターなどは鳥が飛び立つまではその場所で待つように訓練され、血統的に操作され改良されてきた犬達です。

僕の大好きな「馬」という動物も、「血統」という概念を非常に大切に扱われてきた動物ではあるけれども、犬のように多種多様な変形の仕方はしていません。ポニーとサラブレッドでは体格による違いはあるものの、明らかに「ウマ」の形をしていることに変わりはないですよね。

犬はその点、毛が全くない犬もいればフサフサすぎて絡まって大変な犬もいる。チワワなどの小型犬の小ささは、オオカミの原型を全く留めていないうえに容姿も違っている。

そういう点が犬の魅力だったりするわけで、人々が自分のタイプに合わせて犬を選ぶことができる、もしくは飼い犬によって自分らしさを表現している、とまで言うこともできるのではないでしょうか。

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さて、品種改良の荒波の中で多種多様に発達してきた犬たちですが、この事実がドッグトレーニングにも深く関わってきてしまいます。

犬の改良はその用途に合わせて「見た目」だけ変形してきたかのように思われがちですが、その「性格」の方が本来の意味では重要視されていたように思います。

ドッグショーなどの「見た目やスタイル」を重要視するイベントが今でも人気が高いため、人々の興味もどちらかというとその見た目に注目されがちですが、犬を家で実際に飼っている人達にとっては普段生活を共にしている彼らの性格がどのように変形されてきたかを知ることが重要です。

「うちのビーグルが吠えるから困る」というのは、まさに本末転倒な悩みなわけですが(どちらかというと吠える為に生まれてきたような犬種である為)「その犬と暮らし始めた」という事実自体を変えるのは難しいので、ドッグビヘイビアリスト達は頭を捻って、犬と人間生活の落としどころを考えていくんですね。

そういった背景があって、イギリスでは当たり前のことですが、ペットであるパピーを飼いたいと思う家庭は

①ブリーダーから直接購買する
②基本的にはその子犬自体を、そしてその親犬(最低限母犬)を自分の目で確かめる
③幼少期、社会化といわれる犬同士で過ごす時間は、我慢して待つ

ということを守っているケースが多いのです。

これは犬も人間も大変な苦労をする「ミスマッチ」を少なくするというだけではなく、人間・家庭にとっては「色々と大変な思いをして犬を自分の家に迎え入れられた」という「この単体の犬を大切にする」という思い出を作り出しているわけです。

そうすれば、飼えなくなったという理由で言葉を交わせない犬達を捨てるという行為も少なくなるであろうという流れなんでしょうね。

日本もいち早くこの流通システムが確立されればなと思いますが、さてどうでしょうか。

血統の背景から考えてみると、少し違った視点から可哀想な犬達に対する行動が取れるかもしれませんね。
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原産国で、その土地の犬と暮らす。 [Dog Breeding]

イギリスに友人でもあるマシューというドッグブリーダーがいます。

彼はダービーよりもっと北にある街で「Japanese Akita Inu」(秋田犬)をブリードしているイギリス人です。

一度訪問した際には本当に熱く秋田犬の事について色々語ってくれて、そのこだわりや「犬の血統」というものへの愛をとても感じました。

ふと、「拓哉は何故イギリスに来たの?」と聞かれた時の事を思い出します。

「僕は生まれてまもなくゴールデンレトリーバーと生活していたから。彼らの原産国であるイギリスとそこに暮らしているレトリーバーと関わる人達を見たかったんだ。」


日本犬と暮らすイギリス人達は、日本人である僕や日本にいる日本犬に興味津津です。

どのように暮らしているのか、また暮らしてきたのか。

どんなこだわりで持って、今この形この性格なのか。

そういった事を僕もイギリスのゴールデンレトリーバーの関係者に聞きたかったし、気持ちは一緒なんだぁと思いました。

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写真の犬は日本の山梨県に住む柴犬です。

時に雪が降るこの場所で、柴犬は寒さにふるえる事もなく

「犬はよろこび庭かけまわり」

の歌詞と同じ様に走り出す。

あぁ、これがずっと昔から一緒なのだろうなと。

それが日本の昔っからの犬との生活のあり方なのだったのだろうなと気付かされるのです。


「忠実」という言葉が似合う柴犬には、そんな犬が魅力的に感じる我々日本人の先代がそこに居たのだろうなと。

改めて、自分自身の日本人らしさやライフスタイルを考えさせられた次第。


皆様はどんな犬と一緒に暮らしていて、今どのように暮らされているでしょうか?
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子犬から学べること [Puppy Training]

日本に帰国してから、ペットショップで少しお手伝いをする機会がありました。

日本とイギリスのパピーの扱われ方、そこにはかなりの違いがあり正直その差にびっくりしました。

ブリーダーから犬を直接引き取るという事がスタンダードであるイギリス。
対して、ペットショップから流通されてきた子犬を買うという事が当たり前の日本。

育ってきた環境が違うから、好き嫌いは否めないないなんて歌がありますが
まさにその通りで、子犬の頃の環境はかなり大切だとされていて
日本でも「社会化」という言葉が、関東を中心として
犬の飼い主達のキーワードとなりつつあります。

そんな中、日本の子犬から沢山のことを学ぶ事があるんだなと気付きました。

イギリスの子犬は(僕が知っているブリーダー達は)のびのび育てられているから
大人しくおっとりした犬がメインな気がします。

野性味を持った犬達が生まれるのも事実ですが
小さい頃から他の犬達や、沢山の人達に囲まれながら
アットホームに育ってきた彼らは性格も穏やかになるのでしょう。

対して、日本のペットショップにいる犬達は
全てではないにしろ、日本という社会環境にある程度慣れているように感じられます。

ケースに入れられて、トイレのトレーニングを幼いころから徹底されている子犬達は
まさに日本のエリート教育という感じでしょうか。
その代わりストレスを持つ子犬も少なくないので
買われてからの環境で、大きく成犬になった時に変化が出ると予測されます。

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飼育環境や育てられた環境が違っていても
子犬がうったえかけている事は実は世界共通で

「飼い主・人からの愛情が欲しい」

という、一心に見えるのです。

つぶらな瞳で、必死に何かを伝えようとしている。
それはただ純粋に真っ直ぐに

「愛が欲しい」

という信号に見えます。


犬と一緒に暮らす者として
それだけは忘れてはならない一番大切な事。

そういうものが犬という自然物の中でも
子犬の時だからこそ見えてくるものだと
僕は思うのです。
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犬種特性という学習分野 [Dog Breeding]

最近、あることがきっかけで改めて「犬種特性」というものを調べなおしてみました。

ある文献によるものを、ざっくりと自分らしくまとめると下記の様になります。

元々、ビヘイビアリスト自体が犬種特性を知らないという事はありません。

けれど、犬種特性が全てでは無いという事は、同じ人種(例えば、日本人、アジア人という分け方)であっても育ってきた環境や父親母親、また祖母祖父などの関係性によって個別の性格というのが形成されるという点からもご理解いただけると思います。

それらを理解したうえで、「犬種特性」というものを参考にしながら普段一緒に暮らしている自分のペットとしての愛犬を見てみると、新しい発見があるかも知れないです。

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【狩猟犬】
レトリバー種、テリア種、ハウンド種など。
狩猟用(しゅりょうよう)に、においを嗅ぐ。追いかけ、噛み、吠えて知らせるなど獲物を追いつめるのに必要な能力を「選択育種」されている。
アドバイスとして、十分な運動。遊びを通して狩猟に代替する好奇心、興味を消費させる事がベター。

【牧羊犬】
コリー、シープドッグなどは、牧羊犬として家畜の群れを牧場でまとめるための犬でした。
スタミナ、動く物を追いかける傾向が強いなどが特徴。
その為、フリスビー・アジリティーなどを好みその性格上、体力上での強さを活かす事が出来ます。

【使役犬】
マスティフ、シェパード、ロットワイラー、ボクサー、マウンテンドッグなど警備や護衛の為の体格作り、性格づくりされた犬が使役犬です。
いざという時に使える強い犬歯や頑固な性格など特徴的ですが、普段は非常に温厚で優しい犬が多いのも特徴。

【昔ながらの犬種】
柴犬、秋田犬やアラスカン・マラミュートやシベリアンハスキーなどは遺伝的にかなり近くであり、その性格は狼よりに近く割合独立心が強い犬種が多い。
あまり人に触られたり、他の犬と挨拶しましょう、ということに不慣れであり彼ら自身必要性を感じる事もないので、都会の生活には不慣れな所もある。

【愛玩犬】
コンパニオンドッグであるミニチュアダックス、トイプードルなどは大人になっても可愛い姿を残す様に開発された犬種。
性格的にも飼い主に対してロイヤリティが高く、他の物に対して嫉妬を持ったりするケースが多い。

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日本で多くの人が飼っているダックス、チワワ、プードルなどのコンパニオンドッグは、いかにも小さなフラット(マンション)で飼いやすい雰囲気があるけれど、実際の性格的なもので言うと飼いにくいのではないかと僕は思っています。

元々、社交的な要素がない犬に対して、他の犬と仲良くしましょうというのはかなり難しい。それは「犬種特性」という根底から変えていかなければいけない、結構大変な努力が必要なことです。

それでも都会で生活していく犬にとっては必要不可欠な要素である為、総じて最近パピートレーニングやパピーパーティーというものが流行しだしているのは間違いありません。

都会生活に慣れさせられる為にブリーディングされていれば、もっともっと他の犬や人々に幼少期から合わせていければ良いのになぁと思うのですが…。飼い主のリテラシーは、まだまだそこに追い付いていないので、これからの教育が鍵になってくるというわけです。

偉そうにつらつらと書きましたが、調べてみるととても面白い。

人が作り上げてきたという歴史を持っている意味では、馬や犬というのは動物の中でもかなり人間に近い物を持っているという事を理解しておく必要があります。

と、同時にやはり自然界の一部であるという事も同時に理解しておかなければなりません、よね。
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〒107-0052 東京都港区赤坂7-5-34

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Dog Behaviourist/ドッグビヘイビアリスト
TEL:  080-3818-1100
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ご無沙汰しておりました。しもたくです。 [About me]

イギリスから本帰国して3カ月が経とうとしております。

なのに、全くブログが更新できず申し訳ありませんでした。

実は6月末のイギリスチャリティーツアーの準備に。
それから、その後のフォローに。
はたまた、8月に始めたイングリッシュケイナインケアリングサービス事業準備に。
お客様とのコンタクトに。

と、意外や意外、大忙しでやっております。

その中で、3本のビデオが作れたのも
撮影協力頂いた皆様のおかげです。

その恩返しとして是非こちらのmovieをお楽しみくださいませ。

また、今後ともなにとぞよろしくお願いたします。

しもたく


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